コンサートの間、何千人ものファンがひとつになって「ウイッシュ・ユー・アー・ヒアー」を歌った。バンドの背後では月面着陸の映像がスクリーン全体に揺らめき、色彩豊かなスポットライトが、ミュージシャンの頭上を遊泳する宇宙飛行士の姿を捕らえていた。空を飛ぶ宇宙飛行士フライング・アストロノートはロジャー・ウォーターズ・ワールドツアー2006の不可欠な要素だった。 この独創的なコンセプトは、フライングイベント技術がニーズにあわせて多様に変化できることを実証した。